あなたの家は、
ご家族の健康を守ってくれていますか?

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる設計士 岩田邦裕です☘

温度差で体調を崩す
ヒートショックに不安を感じていたり、
アレルギーに悩まされていませんか?

これらの健康問題は
私たちの「住まい」が原因かもしれません。

白山長滝神社を訪れた時、
かつての山岳信仰の聖地が
衰退したという事実を
目の当たりにしました。

政治的な問題はあったにせよ
交通手段の発達によって
中継地点としての役割を失い、
栄えた文化が幕を閉じたのです。

同じように、
住宅技術の進化も
私たちの暮らしを
大きく変えてきました。

しかし注目すべきは、
すべての古い文化が
捨て去られるべきでは
ないということ。

むしろ、
健康に直結する住まいにおいては、
科学の恩恵と伝統の知恵を
組み合わせることで、

本当の意味での
快適な住環境が実現できるのです。

今日は、
科学技術の発展とともに
失われた住文化と、
これからも大切に守り続けるべき
住まいの知恵についてお話しします 🏠

科学技術の発展が変えた信仰文化

白山長滝神社の栄枯盛衰に見る文化の変容

先日、白山信仰で有名な
白山長滝神社に参拝してきました。

ここはかつて、山岳信仰である
白山信仰の三大聖地のひとつで、
多くの参拝者でにぎわっていたそうです 🏔️

修行僧たちが暮らしていた建物「坊」は、
跡地の立て札だけが並び、その数の多さに、
かつて栄華を極めたのが信じられないほどです。

文献によると最盛期には、
28もの「坊」があったそうです。

「なぜこんなに衰退したのだろう?」
と考えさせられました。

もちろん、神道と仏教を
分離する明治政府の政策が
大きく影響したことは間違いありません。

しかし、
科学技術の発展も衰退に
一役買ったのではないでしょうか❓

交通手段の発達が文化を変えた

昔は白山に登るには、
自宅から全行程を歩いて
移動するしかありませんでした。

そのため長滝寺は
重要な中継地点として栄えたわけです 🚶

ところが、
交通手段の普及によって
状況は一変しました。

今では白山の登山口まで
車で直接アクセスできるようになり、
白山登山は修業ではなく、レジャーとなり
中継地点としての役割は不要になったのです 🚗

このように文明の発達によって、
ひとつの文化が幕を閉じた例を
目の当たりにしたのです。

でも考えてみれば、
誰も昔に戻りたいとは思わないですよね。

自宅から白山まで何日もかけて
歩こうという人はほとんどいませんし、
修行の厳しさを求める人も減っています。

住宅技術の進化と健康への影響

進化する住宅技術と残る古い習慣

出典:よこはま健康・省エネ住宅 断熱等級6・7のススメ

住宅の分野でも
科学技術は大きく進化してきました。

今や快適な体感温度を保ち、
住む人の健康を守ってくれる住宅が
建てられるように技術は進んでいます 🏡

しかし不思議なことに、
日本では「昔ながらの家づくり」に
こだわる風潮がいまだに根強いのです。

さらに厄介なのは、
中途半端な近代化です。

昔ながらの作りの家に、
アルミサッシを取り付けて、
隙間風を少しだけ和らげて、
その場をしのぎ!

寒さをしのぐために、
石油ストーブを室内に持ち込み、
室内の空気が健康を害しているのに
そこには目をつむるといった
矛盾した暮らしをする人が多いのです 😷

健康被害を招く従来型住宅の問題点

このような住宅環境が
引き起こす健康問題は深刻です。

冬場に部屋間の温度差が生じると、
血圧が急激に変動する
ヒートショックのリスクが高まります。

毎年、多くの高齢者がこれによって
命を落としているのをご存知ですか?

その数は、交通事故死の4倍です。

また、結露によって発生する
カビやダニは、アレルギーや
シックハウス症候群の原因となります 🤧

子どもたちのぜんそくや
肌トラブルも、実は住環境に
起因していることが少なくありません。

断熱化がもたらす健康への恩恵

これらの問題は、
住宅の断熱化によって
大幅に改善できます。

断熱材を
家ごとすっぽりと囲むことで、
家じゅうの温度を均一に保つことができるのです 🌡️

断熱性能が高い家では、
ヒートショックのリスクが低減し、
結露も発生しにくくなります。

さらに、
断熱と気密性を高めた上で
適切な換気システムを導入すれば、
空気の質も向上します。

これこそ科学技術の恩恵を
最大限に活かした住まいづくりと言えるでしょう。

残すべき住まいの文化とは

自然素材の持つ力を再評価する

日本の伝統家屋はかつて、
すべて自然素材で作られていました。

土壁、漆喰、無垢の木材など、
自然の恵みを活かした素材が
使われていたのです 🌲

ところが産業の発展とともに、
合板やビニールクロスといった
工業製品が主流になってしまいました。

当社は90年間、
自然素材を有効に活用していますが、
多くの住宅会社は、効率化を優先し、
扱いが簡単な工業製品を選ぶようになったのです。

自然素材には、
工業製品にはない優れた特性があります。

住宅材料として、
最も有用な特性は、調湿機能です。

土壁や無垢材は
湿気を吸収したり放出したりして、
室内の湿度を自然に調整してくれるんです 💧

心身の健康を考えた住まいづくり

家は、
単なる「住む場所」ではなく、
私たちの健康に直結するものです。

人は、朝起きた時の気分、
日中の作業効率、夜の睡眠の質まで、
住環境によって大きく左右されます。

自然素材の持つ香りや質感は、
私たちの五感に働きかけ、
心の健康にも良い影響を与えてくれます 🌿

これこそが、
科学技術の発展とともに見直され、
残していくべき文化なのではないでしょうか。

伝統と科学の融合が創る理想の住まい

高気密・高断熱
出典:

理想的な住まいとは、
最新の住宅技術と伝統的な知恵を
融合させたものです。

高性能な断熱材と
自然素材の壁材を組み合わせる。

隙間をなくし、
最新の換気システムと
無垢材の床を採用して、
空気質の良い環境にする。

そんな「いいとこどり」の住まいが、
これからの時代に求められているのでは
ないでしょうか 🔄

住まいづくりにおいて大切なのは、
単に「昔に戻る」ことでも
「最新技術だけを追求する」ことでもありません。

暮らす人の幸せを第一に考え、
本当に必要なものを選び取る姿勢なのです。

まとめ:科学と文化の調和で健康住宅を

科学技術の発展は
私たちの生活を便利にする一方で、
一部の文化を衰退させてきました。

しかし、住まいの分野では、
科学の恩恵と伝統の知恵を
上手に組み合わせることこそが重要です。

高性能な断熱技術で室内環境を整え、
自然素材の良さを取り入れることで、
健康で心地よい住まいが実現します 🏡

私たちが本当に残すべき文化とは、
「どんな住まいが人を幸せにするか」を
真剣に考える姿勢なのかもしれません。

あなたの住まいは、
あなたの健康と幸せをサポートしていますか?

もし、今の住まいに
不安や不満を感じているなら、
ぜひ一度専門家に相談してみてください。

理想の住まいづくりへの第一歩を
踏み出しましょう。

住まいづくり相談のご案内

いわいハウジングは、
木材商として創業してから90年の会社です。

尾州町家の思想を受け継ぎ、
伝統的な自然素材と
自然環境を活かすパッシブデザインの
高気密高断熱住宅を専門にしている会社です。

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それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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