11月12日は、
「いいひふ」の語呂合わせで「皮膚の日」です。
一宮市も朝晩はすっかり冷え込んできましたね。
こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる設計士 岩田邦裕です☘

先週、私の母が
「最近、肌がカサカサして痒くてたまらない」と
相談してきました。
見ると、
確かに手の甲が乾燥しているのがわかりました。
母は、築60年の家で
暖房をガンガンつけているんです。
壁に掛けられた湿度計をみたら、
なんと28%という数値😱
これ、
サハラ砂漠の平均湿度に
匹敵するレベルなんです。
あなたのお宅の湿度、
測ったことはありますか?
冬の室内環境が、
実はあなたや家族の健康を
密かに脅かしているかもしれません。
今日は、
生涯にわたって健康でいるための
「湿度」という視点から、
家づくりを考えてみたいと思います。
冬の乾燥が引き起こす、見えない健康リスク
暖房で室内が「砂漠並み」の乾燥状態に

冬になると、
どのご家庭でも暖房を使い始めますよね。
でも、暖房をつければつけるほど、
室内の湿度はどんどん下がっていきます。
一般的な住宅では、
冬場の室内湿度が20~30%まで
低下することも珍しくありません。
理想的な室内湿度は
40~60%と言われています。
つまり、多くの家庭では
理想値を大きく下回っているんです💦
乾燥した空気は、
肌の水分を奪い、喉や鼻の粘膜を傷つけます。
「加湿器を置けば大丈夫」と
思われるかもしれません。
しかし、
換気がコントロールされている家でないと
加湿器で潤うのは、せいぜいその周辺だけ。
家全体を
適切な湿度に保つのは、
実はとても難しいことなんです。

低湿度がウイルスを活性化させる事実
さらに深刻なのが、
低湿度とウイルスの関係です。
研究によると、湿度が40%を下り、
ウイルスの生存率が急上昇することが分かっています。
インフルエンザが冬に流行するのは、
寒いからだけではありません。
乾燥した環境がウイルスにとって
居心地が良いからなんです。
また、
乾燥で鼻や喉の粘膜が傷つくと、
バリア機能が低下します。
その結果、ウイルスや細菌に
感染しやすい体になってしまいます。
風邪をひきやすい、
喉が痛くなりやすいと感じているなら、
それは体質ではなく住環境が原因かもしれません🤔
シニアの方々にとって、
感染症は大きなリスクです。
生涯現役で元気に過ごすためには、
日々暮らす家の環境が何より大切なんですよ。
湿度を守る家づくりの3つのポイント
高気密・高断熱が湿度管理の基本

では、どうすれば
家全体の湿度を適切に保てるのでしょうか?
その答えは、
「高気密・高断熱」の住宅性能にあります。
気密性が高い家は、
外の冷たく乾燥した空気の侵入を防ぎます。
同時に、
室内で作られた暖かく湿った空気も逃がしません✨
断熱性能が高ければ、
少ない暖房で快適な温度を保てます。
暖房の使用量が減れば、
それだけ空気の乾燥も抑えられるわけです。
つまり、高気密・高断熱の家は、
温度だけでなく湿度も安定しやすいんです。
加湿器に頼らなくても、
人の呼吸や料理から出る水蒸気だけで、
適度な湿度を保ちやすくなります。
「建てるときのコストが高い」と
思われるかもしれません。
でも、
毎年訪れる冬の不快感や健康リスクから
解放されると考えたら、どうでしょう?
計画換気で新鮮な空気も取り入れる

湿度を保つことは大切ですが、
空気の質も忘れてはいけません。
高気密住宅では、
24時間換気システムの「計画換気」が
重要な役割を果たします。
このシステムは、24時間365日、
家中の空気を計画的に入れ替えてくれます。
古い空気を排出し、
新鮮な空気を取り込みながら、
湿度や温度の急激な変化を抑えます。
窓を開けての換気は、
冬場は室温を下げ、湿度も逃がしてしまいます💨
計画換気なら、そんな心配も無用です。
しかも、
高性能な換気システムには
「熱交換機能」が付いているものもあります。
排気する空気の熱を回収して、
新鮮な外気を温めてから室内に取り込むんです。
エネルギー効率も良く、
光熱費の節約にも繋がりますよ。
気密性能が高い住宅ほど、
24時間換気システムの計画通りに
換気することができます。
温度差をなくしてヒートショックも予防
部屋ごとの温度差が命を脅かす

冬場に怖いのは、乾燥だけではありません。
「ヒートショック」という
言葉を聞いたことはありますか?
暖かい部屋から寒い廊下やお風呂に移動したとき、
急激な温度変化で血圧が乱高下する現象です。
これが原因で、
心筋梗塞や脳卒中を引き起こすケースが
年間1万人以上もいると言われています。
特に高齢者の方は要注意です😰
温度差が10度以上あると、
体には大きな負担がかかります。
リビングは暖かくても、
廊下やトイレ、脱衣所が寒い家は危険なんです。
高気密・高断熱住宅なら、
家中どこでも温度差が少なくなります。
部屋を移動しても、
体への負担が最小限に抑えられるんですよ。

生涯現役でいるための住まいという投資
健康は、何物にも代えがたい財産です。
どれだけお金があっても、
体を壊してしまったら意味がありません。
逆に、健康でいられれば、
趣味も旅行も仕事も思いっきり楽しめます。
アクティブシニアとして
生涯現役で活躍するために、
住まいの環境は本当に重要です💪
「家は箱」ではなく、
「健康を守る器」として考えてみませんか?
毎日を過ごす場所だからこそ、
その性能が人生の質を大きく左右します。
冬でも快適で、家族みんなが健康でいられる家。
それは、決して贅沢品ではなく、
これからの時代の必需品なんです。
一宮市の気候に合った、
あなたと家族のための家づくりを、
一緒に考えてみませんか?
まとめ
11月12日の「皮膚の日」をきっかけに、
冬の室内環境について考えてみました。

乾燥やヒートショックといった健康リスクは、
家の性能で大きく改善できます。
高気密・高断熱+計画換気という組み合わせが、
湿度と温度を守る鍵です。
生涯にわたって
健康でいるための家づくりは、
何よりも価値のある投資です。
この冬を、暖かく快適に、
そして健康に過ごせる住まいについて、
ぜひ考えてみてください。
「うちの家、本当に大丈夫かな?」と
少しでも不安を感じたら、
専門家に相談してみるのが一番です。
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それでは、また明日(‘ー‘)/~~
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