家を建てるための土地を購入する際は、建物や設備の状態だけでなく、周辺環境も細かくチェックする必要があります。しかし「どこをチェックすればいいの?」「特に気をつけて見るところは?」などと気になる方も多いのではないでしょうか?そこで今回は「周辺環境」のチェック項目箇所や現地で「周辺環境」をチェックするポイントについて解説します。

210601 073138 0 2

□「周辺環境」のチェック項目箇所

土地の周辺環境をチェックするポイントを解説します。

まずは、生活の便利さです。
スーパーやコンビニ、ホームセンターなど、日常生活に必要なお店が揃っていることがポイントです。また、病院や歯医者など、医療機関が通いやすい場所にあるかを確認します。その他、​​役所や銀行、郵便局までの距離も把握しておきましょう。

次に、交通の利便性も大切です。
最寄り駅までどのくらいの距離があるか、バス停までの距離はどの程度かかるかなどです。電車やバスは、時間帯や本数、始発・終電の時間なども確認します。その他、通勤や通学にかかる時間、周辺の交通量、通勤道路の交通量など。

3つ目は、その土地の環境です。
周辺の住宅などからの大きな音や声などの騒音、ゴミ置場やペットなどのにおいなどを確認します。住宅の​​日当たりや風通しなども確認しましょう。

4つ目は、子育て環境です。
お子さんがいるご家庭は、周辺に保育園や幼稚園、子供向けの施設があるかどうかを確認することが大切です。遠くても自転車で10分以内に送り迎えできる距離が理想です。

5つ目は、治安の状況です。
周辺に深夜まで営業しているお店はないか、近くに​​​​繁華街はあるか、人通りは多いかなど、夜の状況についても確認する必要があります。また、夜間の明るさや街灯の数、交番が近くにあるかなどもチェックしておきましょう。

最後は、災害に関する情報です。
避難場所までの距離は近いか、ハザードマップで周辺地域はどのようになっているかなど、災害に関する情報を知っておくことが大切です。地盤の状況や浸水するエリア、液状化の可能性も確認しましょう。

​​□現地で「周辺環境」をチェックする

土地の周辺は、実際に歩いて現地を確認することも重要となります。
車で通るだけでは細かいところは見逃してしまう可能性があります。

歩くポイントとしては、天気が晴れているときだけでなく、雨の日にも歩いてみましょう。雨の日は、水溜まりができていれば排水機能が十分でない可能性もあります。また、雨の日は、道路の交通量が多くなることも考えられます。

その他、天気以外にも平日・休日に分けて歩いてみたり、平日の朝・昼・夜、休日の朝・昼・夜など、時間帯を分けて歩くことで、周辺環境や治安に関する新たな発見があるでしょう。

□まとめ

今回は「周辺環境」のチェック項目箇所や現地で「周辺環境」をチェックするポイントについて解説しました。土地購入時は、周辺の環境、交通や生活の利便性、災害情報などを細かくチェックしましょう。現地では、天気、平日・休日、時間帯などを変え、実際に歩いてみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です