先日、建築中の現場で、
棟梁が無言で木材を削っていました。

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる設計士 岩田邦裕です☘

カンナをかける音だけが、静かな現場に響いています。

「この柱、ちょっと曲がってたんで調整してるんです」

何気ない一言でしたが、私はハッとしました。

工場で大量生産された既製品なら、
そのまま使うしかない。

でも棟梁は、
ミリ単位で調整を重ね、
ぴったりと収まる一本にしていく。

それが「手仕事」なんだと、改めて実感した瞬間でした。

11月23日は勤労感謝の日。

もともとは収穫を祝い、
生産への感謝を捧げる日でしたよね。

いわいハウジングでは、
一宮市で何十年も家づくりに携わってきましたが、
やはり家づくりも「生産」であり「創造」なんです。

今日は職人たちの手仕事が生み出す、
本当に豊かな暮らしについてお話しします💡

勤労感謝の日が教えてくれる「つくる喜び」

収穫を祝う日から、モノづくりを敬う日へ

勤労感謝の日は、
もともと新嘗祭という収穫祭が起源です。

自然の恵みと、
それを育てた人々の労働に感謝する日でした🌾

戦後、「勤労を尊び、生産を祝う」という趣旨で
祝日になったんですね。

つまり、ただ「お疲れ様」と言うだけじゃなく、
何かを生み出す営みそのものに敬意を払う日なんです。

私たちが毎日向き合っている家づくりも、
まさに「生産」そのものです。

家は「完成品」ではなく「育てていくもの」

スーパーで買う野菜と、
自分で育てた野菜って、味わいが違いますよね。

家も同じだと私は思っています。

誰がどんな想いで作ったか、
どんな素材を使ったか。

それを知っている家は、
住むほどに愛着が深まり、
手入れをする喜びも生まれます。

そういう「育てる楽しみ」こそが、
豊かな暮らしの土台だと信じています。

機械には真似できない、職人の手が生む「ゆらぎ」

完璧すぎる家は、なぜか落ち着かない

工場で作られたプレハブ住宅は、
精度が高くて狂いがありません。

でも不思議なことに、
「完璧すぎる空間」は
人を疲れさせることがあるんです😓

それは、自然界にない「均一さ」が、
本能的に違和感を生むからだと言われています。

一方で、
職人が手で刻んだ木材には、
微妙な「ゆらぎ」があります。

このゆらぎこそが、
人の心を和ませる要素なんです。

一宮の気候を知り尽くした大工の経験値

愛知県一宮市は、夏は蒸し暑く、
冬は伊吹おろしが吹いて冷え込みます。

こうした気候を
何十年も体感してきた地元の大工は、
木材の選び方や配置に独自の勘を持っています。

「このあたりは湿気がこもりやすいから、
ここに通気を取ろう」

そんな微調整は、
マニュアルには載っていません✨

地域に根ざした職人だからこそできる、
現場の「生きた判断」なんです。

顔が見える安心感が、家への信頼を育てる

誰が建てたかわからない家と、
棟梁の丁寧な作業を目の当たりにした家。

あなたはどちらに長く住みたいですか?

つくり手の顔が見えると、
何かあったときに相談しやすいし、
メンテナンスへの意識も自然と高まります。

それが、
家を大切にする気持ちに繋がっていくんですよね。

経年変化を「味」として楽しむ豊かさ

新品が一番、という価値観を疑ってみる

日本では「新築信仰」が強く、
古いものは価値が下がると考えられがちです。

でも、本当にそうでしょうか?

無垢材の床は、
時間とともに色が深まり、独特の艶が出てきます🌳

子どもがつけた小さな傷も、
「あの日ここで遊んだね」という
思い出の一部になります。

使い込むほどに味わいが増す家こそ、
本物の豊かさだと思いませんか。

手入れをすることが、暮らしの一部になる

無垢の床は、
年に一度オイルを塗ってあげると長持ちします。

漆喰の壁は、
汚れたら自分で塗り直すこともできます。

こうした「手入れ」は、
面倒なようで実はとても心地よい時間なんです。

自分の手で家を整える行為は、
「ここは自分の居場所だ」という
実感を強くしてくれます。

愛着が生む、長く住む選択

本来、家は買った瞬間に価値が下がる
消費財ではありません。

むしろ、
手をかけるほど愛着が深まり、
精神的な価値が上がっていくものです。

一宮市で何世代も
住み継がれている古民家を見ると、
その豊かさが伝わってきませんか🏡

いわいハウジングが大切にしているのも、
まさにその視点なんです。

地域で建てる意味、地域とともに暮らす価値

すぐに駆けつけられる距離感の安心

大手ハウスメーカーで建てると、
担当者が遠方に異動してしまうこともあります。

でも地元の工務店なら、
何かあればすぐに駆けつけられます。

この「顔の見える関係」こそが、
長い目で見たときの最大の安心材料なんです。

一宮市に根を張っている私たちだからこそ、
お客様の暮らしを末永く見守れます。

職人との出会いが、家づくりをもっと楽しくする

建築中の現場に足を運ぶと、
職人さんたちと直接話すことができます。

「ここ、こんなふうに工夫しましたよ」
と説明してもらう瞬間、
家づくりはぐっと身近になります💬

完成した後も、
「あの棟梁が張ってくれた床なんだな」と思い出すたびに、
温かい気持ちになれるんです。

それって、とても贅沢なことだと思いませんか。

地域の風土を知る工務店だからできること

一宮市の夏の湿気対策、
冬の寒さへの備え、台風シーズンの雨仕舞い。

こうした細かな配慮は、
地域を知り尽くした工務店だからこそできる仕事です。

全国一律の仕様ではなく、
一宮という土地に最適化された家づくり。

それが、
本当の意味での「豊かな住まい」に繋がっていくんです。

まとめ

勤労感謝の日だからこそ、
家づくりという「生産」の現場に想いを馳せてみませんか。

職人の手仕事が生み出す「ゆらぎ」、
経年変化を楽しむ暮らし方、地域とのつながり。

どれも、効率や利益だけを追求していたら
見落としてしまう価値です。

いわいハウジングは、
一宮市でこれからも、
顔の見える家づくりを続けていきます。

あなたの家が「完成品」ではなく、
「一緒に育てていくパートナー」になりますように。

そんな願いを込めて、今日も現場に立っています。

「職人の顔が見える家づくりに興味がある」
「長く愛せる家を建てたい」と感じたあなたへ。

まずは一度、私たちの想いと現場を見に来ませんか。

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