家の2階が「開かずの間」になっていた

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる設計士 岩田邦裕です☘

先月、私が25年前に
設計した家を訪問したときのことです🏠

奥様が何気なく言われた一言が、
妙に心に引っかかりました。

「最近、2階には
ほとんど上がらなくなっちゃったのよね」

築25年の2階建てで、
2階には3つの部屋があります。

二人のお子さんと
元々はご夫婦の寝室として使われていた部屋です。

でも、二人のお子さんが
家を出てからというもの、
その3部屋はほぼ物置状態でした📦

「もったいないけど、階段がねぇ…」と笑われる
奥様の顔を見て、ふと気づきました。

これって、日本中の家で起きている
「空間の死蔵」なんじゃないかって💭

同じ頃、テレビでは
連日「2025年問題」の特集が組まれていました。

高齢者向け住宅が足りない、という話と同時に、
全国で空き家が増え続けているという矛盾した現実です。

「住む人がいないのに、
住みたい人が入れる家もない」なんて、
なんだか不思議な話ですよね。

でも調べてみたら、
空き家の多くは「使いにくい間取り」や
「時代に合わない設備」が
原因で放置されているそうなんです。

そこで私は考えました。

「30年後も愛される家」を最初から作れば、
家族のライフステージが変わっても、
売るにしても貸すにしても、
ずっと価値を保てるんじゃないかって✨

今回は、
「更新できる家づくり」という視点から、
一宮市での賢い住まいづくりをお伝えします。

2025年問題が教えてくれた「空き家」のリアル

住宅は余っているのに、住める家がない矛盾

2025年問題では、
高齢者向け住宅の不足が叫ばれています。

でも同時に、日本全体では
空き家が増え続けているんです。

この矛盾の正体は、
「使い勝手の悪い家は、誰も住みたがらない」という
冷徹な現実なんですよね😟

古いから価値がないのではなく、
ライフスタイルの変化に対応できない
間取りだから敬遠されるんです。

新築でも10年後に「負動産」になるリスク

実は、新築であっても油断はできません。

子供部屋を
2階にたくさん作ったけれど、
子供が巣立ったら使い道がない。

リフォームしようにも、
壁が構造体と一体化していて動かせない。

結果、「売りたくても売れない」
「貸したくても借り手がつかない」という
事態になりかねないんです💦

つまり、
家づくりの段階で「更新性」を考えておくことが、
将来的な資産価値を守る鍵になるわけです。

ライフステージの変化に、家はついてこれるか?

子供がいる期間は、意外と短い

家を建てる30代~40代は、
どうしても「子供中心」で考えがちです。

でも冷静に考えてみてください。

子供が家にいる期間って、せいぜい20年前後ですよね。

その後の30年、40年は、夫婦二人か、
もしかしたら一人で暮らすことになるかもしれません🌿

その時に、
使わない子供部屋が3つも4つもあったら、
掃除も大変だし、なんだか寂しい気持ちにもなります。

親を引き取りたいのに、部屋が足りない問題

逆のパターンもあります。

親が高齢になって一人暮らしが難しくなり、
「うちで一緒に暮らそう」と思ったとき、
1階に親の部屋を作れないケースです。

2階に上がってもらうのは現実的じゃないし、
かといってリビングを仕切るのも難しい。

結局、
二世帯住宅へのリフォームに
数百万円かかってしまうなんてことも😓

最初から
「変化に対応できる設計」になっていれば、
こんな悩みはグッと減るはずなんです。

いわいハウジングが考える「更新できる家づくり」

構造を残して、間仕切りは自由に

私たちが提案したいのは、
「スケルトン・インフィル」的な発想です。

難しい言葉に聞こえますが、
要するに「骨組み(構造)は頑丈に作り、
間仕切り(壁)は後から変えられるようにする」という
考え方です🔧

断熱性能に影響する外壁は、
最初から高断熱仕様にしておくことで、
快適性はそのまま維持することができます。

例えば、
最初は広いワンルームの子供部屋として使い、
成長したら簡易的な間仕切りで2部屋に分ける。

子供が独立したら、
壁を取り払って趣味の部屋や書斎、
親の介護スペースに変える。

こんな柔軟な使い方ができるんです。

一宮市の暮らしに合わせた可変性

一宮市は車社会なので、
ガレージや駐車スペースの確保も重要です。

でも、将来的に車を手放したら、
そのスペースを趣味の工房にしたり、
庭に変えたりすることもできますよね✨

また、一宮の気候を考えると、
夏は風通しが良く、冬は暖かい家が理想です。

性能を高めておけば、
間取りを変えても快適さは損なわれません。

資産価値を守る「リセールバリュー」の視点

家は一生住むつもりで建てても、
転勤や介護、ライフスタイルの変化で
手放すことになるかもしれません。

その時、
「誰でも住みやすい家」であることが、
大きな武器になります💡

可変性のある間取りは、
購入希望者にとっても魅力的です。

「自分たちの暮らしに合わせて変えられる」という
自由度が、価値として評価されるんです。

一宮市で長く愛され、
資産価値を維持できる家は、
こうした柔軟さを持っています。

まとめ

「開かずの2階」を見て気づいた、
間取りの可変性の大切さ。

2025年問題で
注目される住まいの未来を考えると、
「今だけ快適」ではなく
「ずっと快適」であることが、
本当の意味での賢い家づくりなんだと思います。

子供が巣立っても、
親を迎えることになっても、
ライフスタイルが変わっても、
柔軟に対応できる家なら安心です。

そして何より、
そんな家は資産価値も守ってくれます。

一宮市で家を建てるなら、
ぜひ「30年後も愛される家」という
視点を持ってほしいと思います。


「うちの家族構成だと、
どんな間取りが将来も使いやすい?」
「リフォームしやすい構造って、具体的にどういうこと?」

そんな疑問があれば、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

一宮市での家づくりを知り尽くした私たちが、
あなたの家族の未来を見据えた、
柔軟で賢いプランを一緒に考えます。

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それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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