住まいる考No.163  月刊ファミリー2020年6月15日号

コロナで住まいも変わる?これからの家族と暮らし

いわい一級建築士事務所 住まいる先生 岩田邦裕

コロナの自粛要請も解除されて、元の生活に戻られた人も戻れていない人もおられるのでしょうか?

家は人の暮らしが変わることで変わってきました。昔の日本人は、「間」で暮らしていました。間とは、柱と柱のあいだに開閉ができる襖や障子などを付けて仕切った空間のことです。仕切られた空間を、ある時は「居間」に、ある時は「寝間」に使っていました。とても密な家族関係の時代でした。

時代とともに西洋的な四方を壁で囲った「室」が増えてきました。「寝室」「子供室」などのように目的と使う人が決まっているプライバシーを尊重する家がつくられるようになりました。

つい最近までは、子供の人数分の子供室を用意するという画一的な家づくりが行われてきましたが、その家づくりで家族のつながりが薄れた反省から家づくりが変わり始めていました。

今回の新型コロナの出現で、家にいる機会が増えた子供たちにゲーム依存が増えているそうです。ゲーム依存になるかどうかは、家族関係が影響を及ぼしているそうです。良好な家族関係を育んで、子供を孤立化させない家づくりが、ますます求められています。

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