あなたは今、
本当に安全な家に住んでいますか?🏠

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる設計士 岩田邦裕です☘

5月3日の憲法記念日は、
私たちの基本的人権について
考える日です。

その中で
「健康で文化的な最低限度の生活」を
保障する憲法25条は、
安全な住まいの権利とも深く関わっています。

しかし現実には、
大地震や豪雨などの自然災害が
頻発する日本において、多くの家庭が、
本当の安全性を見過ごしています。

ニュースで
避難所での不自由な生活を
余儀なくされる被災者を見るたび、
「自分の家は大丈夫だろうか」と
不安になりませんか?

実は、
適切な耐震設計と
防災対策を施した住宅なら、
多くの災害時でも
自宅避難が可能になるのです。

今回は憲法記念日にちなんで、
家族の命と暮らしを守る
「本当に安心できる住まい」について
考えていきましょう。💭

憲法記念日と「住まいの権利」

憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」

5月3日の憲法記念日は、
日本国憲法が施行された
記念すべき日です。

この日は単なる休日ではなく、
私たちの権利について
見つめ直す機会でもあります。👀

憲法25条では、すべての国民に
「健康で文化的な生活を営む権利」を
保障しています。

これは当然、
「安全に暮らせる住まい」の権利も
含んでいると言えるでしょう。

住まいとは、雨風を
しのぐだけの場所ではありません。

家族の命を守り、
心の安らぎを与える大切な場所なのです。

現代における住まいの権利と安全

近年、
地震や台風などの自然災害が
増加している日本において、

住まいの安全性は
ますます重要になっています。🔍

「家があればいい」という時代は
終わりました。

今、求められているのは、
災害があっても安心して
住み続けられる家です。

あなたは、
住んでいる建物の耐震性能を
知っていますか?

昭和56年の建築基準法改正前の
建物で耐震改修されていなければ、
現在の耐震基準を持たしていません。

平成11年の法改正以前の建物も
現代の耐震基準を
満たしていない可能性があります。

安心して暮らせる住まいの条件

耐震性能が住まいの安全を左右する

住まいの安全性を考えるとき、
最も重要なのが耐震性能です。

これは家の骨組みが
どれだけ地震の揺れに
耐えられるかを示します。💪

耐震等級は1から3まであり、
数字が大きいほど耐震性が高くなります。

最低限の基準である等級1でも
震度6強〜7の地震で倒壊しない設計ですが、
大破する可能性があります。

より安全を求めるなら
等級2以上がおすすめです。

「うちはまだ新しいから大丈夫」と
思っていませんか?

実は、
建築年だけでは判断できないんです。

これまでは、
設計者の倫理観に依存する部分が多く、
今年の令和7年3月までは、
第三者機関による耐震の審査が
行われてきませんでした。

専門家に依頼して、
きちんと性能を確認することが大切です。

防災対策を施した住宅づくり

耐震性だけでなく、
総合的な防災対策も重要です。

火災に強い素材の使用や、
水害対策なども考慮すべきポイントです。🚒

例えば、次のような対策が効果的です:

  • 火に強い外壁・内装材の使用
  • 家具の固定や配置の工夫
  • 非常用電源の確保
  • 雨水の浸入を防ぐ工夫

これらは新築時に
取り入れるのが理想的ですが、
既存の住宅でも後から
対策できる部分は多くあります。

小さな工夫が家族の命を
救うことになるかもしれません。

住宅性能表示制度を活用しよう

住宅の性能を客観的に評価する
「住宅性能表示制度」をご存知ですか?

この制度では、
耐震性や省エネ性など複数の項目を
第三者機関が評価します。📋

新築住宅を購入する際は、
この表示を確認することで
家の性能が一目瞭然なんです。

「なんとなく良さそう」ではなく、
数値で判断できるのが大きなメリットです。

リフォームを考えている方も、
まずは現在の住宅の性能を
確認してみましょう。

どこをどう強化すべきか、
専門家のアドバイスを
受けることをおすすめします。

災害に強い家で自宅避難を可能にする

避難所生活のリスクと自宅避難のメリット

災害時の避難所生活は、
想像以上に厳しいものです。

プライバシーの欠如、
感染症リスク、
慣れない環境でのストレスなど、
多くの問題があります。😷

私は、阪神淡路大震災の際に
建築相談員として、被災地に入り、
避難所の悲惨な状況を目にしました。

以来、自宅避難ができる住宅を
お勧めし、設計の基本としてきました。

自宅避難ができれば、
家族のプライバシーが守られ、
慣れた環境で過ごせるという
大きなメリットがあります。

特に高齢者や
小さな子どもがいる家庭には重要です。

でも停電したら?
水が使えなくなったら?
そんな心配もありますよね。

だからこそ、
日頃からの備えと
住まいの性能が重要なのです。

耐震性と耐久性を兼ね備えた住まい

理想的な住まいとは、
完成時の耐震性だけでなく、
長期にわたって、その性能が維持される
耐久性も兼ね備えたものです。🕰️

例えば、木造住宅では
腐らず、シロアリに強い耐震材料で
耐震性を確保し、
壁の中に湿気をため込まない構造にして
木が腐らないようにすることが重要です。

建物が完成した時は丈夫でも劣化して、
耐震性が無くなっては意味がありません。

建てたときは良くても、
10年後、20年後はどうか、
という視点で住まいを見ることが大切です。

災害はいつ起こるか分かりません。
その時に耐えられる
住まいであり続けることが重要なのです。

まとめ

憲法記念日にちなんで
「安心して暮らせる住まいの権利」について
考えてきました。

安全な住まいは
基本的人権の一部であり、
現代社会では特に重要です。✨

住まいの安全性は、耐震性能を中心に、
長期的な耐久性によって支えられています。

住宅性能表示制度などを活用し、
客観的な指標で
住まいの安全を確保しましょう。

災害時に避難所に行かずとも
自宅で安全に過ごせる住まいは、
家族の命と尊厳を守る砦となります。

これは単なる贅沢ではなく、
現代における
「健康で文化的な最低限度の生活」
と言えるでしょう。

あなたとあなたの大切な人を守るために、
住まいの安全性を見直してみませんか?


安心できる住まいは一日では作れません。

専門家と相談しながら、
あなたの家族に最適な住まいづくりを
始めてみませんか?

住まいづくり相談

疑問や不安があれば、
私たちにご相談ください。

耐震住宅や防災住宅に関する
無料相談を受け付けています。

あなたの住まいの安全性を
高めるためのアドバイスを提供します。

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(いわいハウジングの代表番号は0586-71-3800)

 

それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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