季節感に合った
住まいで暮らせていますか?

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる設計士 岩田邦裕です☘

たった数十キロ離れただけで、
季節感がまるで違う日本の風土。

季節感に合わせた住まいでないと
あなたの健康にも住まいの寿命にも
悪影響が出るかもしれません。

ゴールデンウィークに
荘川へドライブし、
わずか2時間の移動で
桜が咲く春の風景に出会いました。

地域ごとの気候に合わせた
住まいづくりの重要性を痛感しています。

多くの住宅トラブルは、
実は地域の気候風土を無視した
設計から生まれるのです。

この記事では、
地域特性を活かした住まい方で、
家の寿命を延ばし、
健康に暮らす方法をご紹介します。

たった2時間で季節が変わる!? 驚きの地域差

荘川ドライブで気づいた季節のズレ

ゴールデンウィークに
荘川までドライブした時のこと。

岐阜市あたりまでは、
すでに初夏の陽気でしたが、
荘川に着くと、なんと桜が季節でした!

たった2時間の距離なのに、
まるで時間が逆戻りしたような感覚🌸

気温も10度程度で、
思わず上着を羽織りたくなるほど。

同じ県内なのに、
こんなにも季節感が
違うことに驚きました。

地域によって異なる季節の表情

標高や地形により
気候は大きく変わります。

平地と山間部では、
日照時間や風の通り方が
全く異なるんでしょうね。

例えば、
標高の高い地域では、
春の訪れが遅く、
夏も涼しいことが多いのです🏔️

この気候の差は、
私たちの暮らし方にも大きく影響します。

同じ一宮市内でも、
北部と南部では、
雪の量が違うと言われるほどです。

濃尾平野特有の気候と住まいの関係

夏は蒸し暑く、冬は冷たい風が吹き抜ける

濃尾平野の夏は
湿度が高く、体感温度は
実際の気温よりずっと高く感じます。

汗がべたつく不快感、経験ありませんか?

一方、
冬には伊吹おろしと呼ばれる
冷たい風が吹き、
体感温度がグッと下がりますよね🌬️

一宮で長年、
住まいの設計をしている私は、
この特徴的な気候風土を基本に
設計をします。

これを理解せずに家を建てると、
住み心地の悪さで
後悔することになります。

住まいの健康を損なう気候無視の危険性

夏の湿度の高い地域では、
外壁内に湿気を入れないようにして、
湿気を逃がすようにする必要があります。

それを考えずに建てると、
壁の中で結露が発生します。

目に見えない壁内結露は、
建物を腐らせて、寿命を短くする原因に!

また、カビやダニの温床となり、
アレルギーの原因にもなり、
住む人の健康にも影響してきます😷

風の強い地域で
気密性の低い家に住むと、
隙間風で冷暖房費がかさみ、
体調も崩しやすくなります。

あなたの家は大丈夫ですか?

地域に合った住まいづくりの秘訣

濃尾平野の夏を快適に過ごす家の条件

夏は、先ずは
外壁内の湿気対策が重要です。

湿気をため込まない
壁の構造を選びましょう💨

断熱材は、
湿気を含むと性能が
下がってしまいます。

また、高い気密性能は、
外の湿気を室内に入れない
役割も果たします。

エアコンの効きも良くなるので、
電気代の節約にもつながります。

内装には、
無垢材などの自然素材を使うと、
湿度を自然に調整してくれます。

快適さが全然違います!

伊吹おろしに負けない冬の住まい方

冬の伊吹おろし対策には、
高い気密性能が必須です。

隙間風が入ると、
どんなに暖房をつけても
足元が冷えますよね❄️

玄関の向きも大切で、
強風が当たる方角を避けることで、
出入りの際の不快感を減らせます。

ちょっとした工夫が
大きな違いを生みます。

断熱材の適切な選択と施工も、
冬の快適性を大きく左右します。

断熱性能が高いと、
室内の温度ムラが少なく、
ヒートショックのリスクも減らせるのです。

長持ちする家づくりのポイント

結露を防いで建物の寿命を延ばす

湿気を侵入させない

家の寿命を縮める
最大の敵は「結露」です。

結露は
見えないところで
静かに家を蝕みます🔍

湿気が建物の内側から
外側に向かって移動するような
外壁構造にすれば、壁内結露を防ぎ、
建物の構造体を守れます。

気候風土に合わせた
材料の選定と施工方法が重要です。

プロの知識を借りて、
地域に最適な対策を取りましょう。

後悔しない家づくりの第一歩です。

地域の気候を味方につける賢い住まい方

地域の気候を敵と考えるのではなく、
味方につける発想が大切です。

夏の風通しを考えた窓の配置、
冬の日当たりを活かした間取りなど
工夫できることはたくさんあります☀️

先人の知恵も参考になります。

白川郷の合掌造りを
一宮市内で建てようとする人は
いないと思いますが!

昔ながらの民家が
地方地方で形が違うのは、
長年の経験から生まれた
気候風土への適応なのです。

先人の知恵に学ぶ姿勢も大切ですね。

まとめ:気候風土に寄り添う住まいづくり

地域の気候風土を理解することは、
健康で長持ちする住まいの第一歩です。

ほんの少し離れただけで
季節感が違うように、
住まいに求められる
機能も変わってきます。

濃尾平野なら
夏の湿気対策と冬の風対策、
山間部なら別の対策が必要になります。

家づくりを考える際は、
その土地の気候特性をしっかり理解し、
それに合った設計を心がけましょう。

そうすれば、
住む人の健康も、
建物自体も長く守られるのです🏡

あなたの土地に
最適な住まいは何でしょうか?

地域の気候風土を熟知した
プロに相談することで、
長く快適に暮らせる
家づくりが実現します。

あなたの健康と家の寿命を
守るための第一歩を踏み出しませんか?

【住まいづくり相談】

いわいハウジングは
木材商として創業して90年。

尾州町家の思想を受け継ぎ、
暮らす人と住まいの健康寿命を
延ばす住まいづくりをしてきました。

健康と建物の気候風土に合った
理想の住まいを一緒に考えましょう。

お気軽にご相談ください。

お問い合わせは簡単です。

パソコン・スマホの方は下記のボタンから

メールの方は下記から
お問合せ・ご相談申込 - 一宮市で注文住宅なら健康住宅専門の工務店いわいハウジング

お電話の方は、
住まいについて相談したいのですが…」と0120-71-3804にお電話ください。
(いわいハウジングの代表番号は0586-71-3800)

 

それでは、また明日(‘ー‘)/~~

#気候風土 #長持ちする家 #結露対策 #健康住宅 #地域特性

にほんブログ村 住まいブログ 住まいと健康へ

にほんブログ村