ご家族の健康のためには、 結露を減らすことが重要

本年もよろしくお願いいたします。
前回は、隙間を減らすことが重要という話でした。今回は、結露のお話です。

この季節、暖房が欠かせません。
窓のアルミサッシが結露してお悩みの方も多いのではないでしょうか?

アルミは、住宅の材料の中では、ダントツに熱伝導率が高く、アルミサッシの表面温度は、外気温にとても近いものになります。
冬場は、冷たい外気温に冷やされたアルミサッシに室内のあたたかな水蒸気が触れて結露します。

結露の水は、建物を腐らせます。
カビも発生します。
カビは、アレルギーの原因にもなります。
また、結露によって、部屋の湿気が失われて室内の湿度が30%未満になるとインフルエンザウィルスも活性化します。

石油ストーブなどは、多くの水蒸気を発生させますので、結露対策としては、暖房器具を見直すのも一つの方法ではありますが、
窓の性能を十分に確保するのがもっとも良い方法です。
住まいの性能は、そこに暮らすご家族の健康に大きな影響を与えています。
現在、医療機関と住環境と健康の調査を実施中です。このお話はまた別の機会に。