住まいる考169「ヒートショックが不安な寒い時期の換気について」

月刊ファミリー2020年12月15日号
いわい一級建築士事務所 住まいる先生 岩田邦裕

ヒートショックが不安な寒い時期の換気について

冬を迎えて、改めて新型コロナに不安を感じている人も増えているようです。
換気が重要と言われて、方法に悩まれていませんか?

寒さが厳しいと空気の質が悪くなるとわかっていても窓を開けて換気するのが億劫になりますよね!
そして、寒さの厳しい時期には、住居内の温度差で体調を崩すヒートショックの危険もあります。
寒い時期の換気についてお話しします。

起床後や帰宅後の冷え切った部屋は、先ずは暖房で暖めてください。
室内空気だけを暖めるのではなく、床や壁、天井まで暖めておくことで、窓を開けても急激な温度低下が防げます。
断熱性能が高い部屋ほど全体が早く暖まり、窓を開けても温度は低下しません。

窓を開けて換気する場合には、1時間に1~2回の割合で数分間換気します。
換気ができているかどうかは、二酸化炭素計を置くことで確認できます。
換気性能の良い建物では、あえて窓を開けて換気する必要はありません。

今のところ、亡くなる人の数は、新型コロナに比べヒートショックの方が多いことが予想されます。
どちらを優先するかをよく考えて行動してください。

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