月刊ファミリー2021年5月15日号
いわい一級建築士事務所 住まいる先生 岩田邦裕

羽アリを見かける季節!シロアリから家を守るには

木造住宅は、快適に過ごせるという点では優れていますが、その耐久性を脅かす天敵といえば、シロアリです。築年数が長くなるほど、そのリスクは増します。

種類によりますが、シロアリは、この季節に羽アリになって飛び立ちます。
これは、巣分かれして、別の場所にも新たな巣を築くためです。

シロアリの被害を防ぐために薬剤が使われます。
その薬剤としては、合成殺虫剤とホウ酸があります。

合成殺虫剤の長所は、殺虫効果が高いことです。
短所は、その効果が3~5年しか続かず、定期的なケアが欠かせません。
揮発性で、人体の健康への注意も必要です。

一方、ホウ酸の長所は、年数を経ても効果が衰えないことです。
自然界に存在する物質で、半永久的に効果が持続します。
そのうえ、合成殺虫剤のように人体やペットに害はありません。
腎臓がある生物は、ホウ酸を体外に排出できるので、目薬などにも使われているほどです。

ただ、ホウ酸処理には水で流れるという短所があります。
雨漏りなどで防除能力が弱まる場合もあります。
私自身もホウ酸による防除処理資格を持っていますが、専門家に定期的に確認してもらうことをおすすめします。

住まいる考174「羽アリを見かける季節!シロアリから家を守るには」” に対して3件のコメントがあります。

  1. 小蔵久雄 より:

    おはようございます。いつも有用な情報をありがとうございます。TV-CMで見たことがあるのですが、ある一カ所で歩くと、ミシって音がするので、これってシロアリ?息子に電話で聞いているCMです。我が家も同様で一度相談してみたいです。

    1. 岩田 邦裕 より:

      おはようございます。いつもご購読いただいてありがとうございます。
      床鳴りの原因はいろいろとあります。
      建築時期と工法によって考えられる原因は違ってきます。
      近年は、床材は下地板を張ってその上に貼るようになりましたが、以前は、下地板なしで床材のみが貼られていました。
      床材のみの場合、毎日、人が通る衝撃で床材の強度が限界にきている可能性があります。
      昔は、床下の湿気処理もあまかったので、1階の床は特に限界を迎えている可能性があります。
      経験的には、このような場合が多いです。
      その場合には、現在の床材の上にもう一枚床材を貼ることをおすすめしています。
      実際には、貼る時に現在の床材に穴をあけてシロアリの有無を確認します。
      お電話をいただければ、詳しくご説明させていただきます。

      1. 小蔵久雄 より:

        ありがとうございます。丁寧な説明をありがとう。なにしろ今住んでいる家は息子名義になっているので直ぐには対応できないがその時が来たら相談に載ってください。この話は息子には話しておきます。本当にありがとう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です