連休明けの朝に感じる、あの重さの正体
五月病という言葉と、私が感じた違和感
5月6日までの連休が終わり、
昨日から日常生活に戻りましたね。
こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる先生こと岩田邦裕です☘

テレビやネットでは
「五月病」という言葉が 並んでいます。
「気持ちの切り替えが できていない」
「甘えているだけ」
そんな声も聞こえてきます。
でも私は、その言葉に
ずっと違和感を持ってきました。
心理カウンセラーとしての
視点から言わせてください。
「行きたくない」という気持ちは、
弱さではありません。
心と体が
「まだ整っていない」と
正直に訴えているサインです。
問題は、気持ちの弱さではなく、
「整えられる場所があるかどうか」
なんです。

30年前、ある相談者が教えてくれたこと
この仕事を始めた頃、
ひとつの相談が
頭から離れなくなりました。
当時40代の男性でした。
毎年連休明けになると
会社に行けなくなる。
でも病院へ行っても
「異常なし」と言われる。
そう話してくれました。
私は思い切って
聞いてみたんです。
「家の中で、
ひとりになれる場所は
ありますか?」
少し間があって、
こう返ってきました。
「……ないですね。
どこにいても 家族の気配がして、
なんか落ち着かないんです」
その瞬間、
ピンときました。
この方に足りないのは、
治療でも気合いでもなく、
「ひとりになれる場所」だと。
その後、書斎代わりの
小さなスペースを
家の中につくりました。
半年後に会ったとき、
「連休明けが 怖くなくなりました」と
笑顔で話してくれました😊
この経験が、
今日のブログを書く
きっかけになっています。

大人も子どもも、「立て直す場所」が必要
あなたの家には、
ひとりになれる場所が
ありますか。
静かに座れる席が
ありますか。
「今日は誰とも話したくない」
という夜に、
そっとこもれる場所がありますか。
連休明けに
気持ちが戻らないのは、
家に「立て直す機能」が
ないからかもしれません。
家は頑張る場所だけでなく、
崩れた心と体を
整え直す場所でもあります。
これが、
私の30年の持論です。
回復できない家が、心と体を追い詰める
「いつも見られている感覚」が疲れを増やす
家の中に
「視線が抜けない空間」しかないと、
人は常に緊張状態に置かれます。
リビングで家族と向き合い、
ダイニングでも顔が見える。
それ自体は悪くありません。
でも、
ずっとそれだけだと
心が休まらないんです。
人は一日の中で、
「誰かといる時間」と
「ひとりでいる時間」の
両方が必要です。
どちらかに偏ると、
疲れ方が変わります。
「家にいるのに
なんか疲れる」という感覚は、
ここから来ていることが
少なくありません。
集中力や回復力は、
ひとりになれる時間があって
初めて戻ってきます🌿

「逃げ場」がある家は、回復力が違う
では、どんな場所が
心を立て直してくれるのか。
大きなスペースは
必要ありません。
たとえば、
窓辺の小さなヌック(くぼみ)。
壁に囲まれた
ちょっとした読書コーナー。
廊下の突き当たりの
小さな椅子と棚。
半個室のような 仕切られた作業スペース。
こういった「逃げ場」が
家の中にひとつあるだけで、
気持ちの切り替えが
格段にしやすくなります。
心理学では
「パーソナルスペース」と呼びますが、
要するに 「自分だけの気配の場所」です。
これが睡眠の質を上げ、
翌朝の集中力と
回復力を守ります。
見えないコストとして、
不調のロスや
医療費の増加を防ぐことにも
つながるんです。
子どもの「行きたくない」も、家が関係している
子どもの五月病や
学校への行きしぶりも、
家の環境と無関係ではありません。
子どもが
「帰ってきたら落ち着ける場所」
を持てているか。
宿題や勉強の場所と、
ただぼーっとできる場所が
分かれているか。
これが、
翌日の気力に 影響します。
私は30年間で多くのご家庭を
見てきました。
その経験から言えるのは、
子どもの回復力は
「安心して崩れられる場所」が
あるかどうかで
大きく変わる、ということです⚠️
学校で頑張れる子は、
家でちゃんと崩れられる子です。
心が戻れる家のつくり方
「視線が抜ける席」を一か所つくる
では、具体的に
何をすればいいか。
まず試してほしいのが、
「視線が抜ける席」を
一か所つくることです。
窓の外が見える席、
壁に向かって座れる席、
少し奥まった位置の椅子。
人は、
視線が遠くに抜けると
自然に呼吸が深くなります。
深い呼吸は 自律神経を整え、
心を落ち着かせます。
コストをかけなくても、
家具の配置を変えるだけで
つくれることもあります。
設計の段階なら、
窓の位置と
椅子を置く場所を
セットで考えることで、
自然に「整う席」が生まれます。
半個室の「こもれる場所」が家族全員を守る
次に、
半個室のスペースです。
完全に閉じた部屋では
ありません。
三方を壁や棚で囲まれた、
少し奥まった場所です。

大人なら書斎コーナー、
子どもなら勉強スペースや
読書コーナーとして使えます。
「ここにいると落ち着く」
という場所が家にあると、
連休明けの朝の
気持ちの重さが変わります。
設計と性能で
「ラクに整う家」を考えるとき、
温度や空気の話だけでなく、
こういう「心の居場所」も
一緒に設計することが大切です💡
家は「立て直す場所」という視点を持つ
最後に、
考え方の話をさせてください。
多くの方が 家を「生活する場所」と
考えています。
もちろんそれは正しい。
でも私は
「家は立て直す場所でもある」
という視点を加えてほしいのです。
仕事や学校で削られた エネルギーを、
家が静かに補充してくれる。
そういう家に住んでいる人は、
連休明けの朝の 重さが違います。
睡眠の質が上がり、
集中力が戻り、
回復力が保たれる。
これは気合いや意志の話では
ありません。
家の設計と素材と
空間の質の話です。
「見えないコスト」として、
不調や医療費・時間ロスを
減らすことにも直結します。
まとめ
GW明けの「行きたくない」は、
甘えでも弱さでもありません。
心と体が
「まだ整っていない」と
訴えているサインです。
そのとき必要なのは、
励ます言葉より
心が落ち着く居場所です。
視線が抜ける席、
半個室のこもれる場所、
ひとりになれるヌック。
「逃げ場」のある家は、
睡眠の質・集中力・回復力を
静かに守ります。
家は頑張る場所だけでなく、
崩れた自分を
立て直す場所でもあります。
その視点を持って
家を設計することが、
大人も子どもも
毎日を元気に過ごせる
基盤になります。

「うちの家、なんか疲れるな」
「子どもが最近ぐったりしている」
そんな感覚が少しでもあれば、
ぜひ話を聞かせてください。
間取りや設計の見直しで
できることは、
思っているより
たくさんあります。
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健康と住まいに向き合ってきた私たちが、
あなたの暮らしに合った 提案をします。
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