昭和の日に、「昭和の常識」を問い直す
今日4月29日は「昭和の日」です。
ゴールデンウィークも始まりましたね。
こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる先生こと岩田邦裕です☘

昭和天皇の誕生日であるこの日は、
「激動の日々を経て、復興を遂げた 昭和の時代を顧みる日」
として 国民の祝日になっています。
昭和という時代を、
あなたはどんな言葉で思い浮かべますか。
高度経済成長、テレビの普及、
新幹線の開通、家族みんなで
テレビを囲む夕食——
活気と熱量にあふれた時代です。
日本がものすごいスピードで
変化していった時代の 真っただ中ですね。
あの頃の日本を支えた世代——
いわゆる団塊世代や
昭和ひと桁生まれの親たちが、
「夢のマイホーム」を手にしたのは
昭和40年代から50年代のことです。
そして今、その家は
築40年から60年を迎えています。
私がこの仕事を始めて
30年以上が経ちます。
学生時代に大学院で建築の研究をし、
社会に出てから、設計の現場に携わりながら、
非常勤講師として大学で教えたりもしてきました。
その長い年月の中で、
繰り返し感じてきたことがあります。
「昭和の家は、昭和の常識でつくられている」
——ということです。
その家の「中身」は、
今の暮らしと家族の健康に
本当に合っているのでしょうか。
昭和を懐かしむ前に、
少しだけ立ち止まって考えてみてください。

昭和の家づくりが「令和の健康リスク」になる理由
高断熱・高気密という概念が、当時は存在しなかった
昭和の家づくりの常識を、
一言で表すとしたら——
「とにかく建てること」でした。
高度経済成長の波の中で、
住む場所を確保することが最優先。
「断熱性能」「気密性能」という言葉は、
一般の住宅設計においては
ほぼ語られていなかった時代です。
当時の家には、断熱材が
ほとんど入っていません。
壁の中も天井裏も床下も、
空気が自由に出入りする構造が
当たり前でした。
夏は扇風機、冬はこたつ。
それで生き延びてきたのは、
人間の適応力が高いからであって、
「その環境が体に良かった」からでは
ありません😔
現実のデータを見てみましょう。
冬の朝、昭和の家では
リビングと廊下の温度差が
10度以上になることも珍しくない。
この急激な温度変化が
血圧の急上昇を引き起こし、
心臓と血管に大きな負担をかける——
これが「ヒートショック」のメカニズムです。
日本では年間1万7000人以上が
ヒートショック関連で命を落とします。
交通事故死者数の約4倍にもなる、
この数字を、昭和の家は今も
毎年生み出し続けています。
睡眠・集中力・回復力が、住まいの性能で決まる
「なんとなく体がだるい」
「朝起きても疲れが取れない」
「集中力が続かない」——
そう感じている方に、
ひとつ聞いてみたいことがあります。
今住んでいる家の断熱性能を、
あなたはご存じですか。
体の不調の原因を
「年齢のせい」と思う前に、
「住まいのせいかもしれない」と
疑ってみることが大切です。
慶應義塾大学の研究では、
高断熱住宅に住む人は
そうでない人より医療費が
年間12万円以上少ないという
データが報告されています。
睡眠の質・翌日の集中力・ 体の回復力——
これらはすべて、
家の温熱環境と深く結びついています。
昭和の家に住み続けることは、
毎日少しずつ 体のパフォーマンスを
削り取っているようなものなのです🏠
「親の実家」を相続するとき、判断すべき3つのこと
「住める状態か」を正しく判断する目を持つ
親世代が高齢になり、
実家を引き継ぐ場面が
増えてきています。
そのとき多くの方が
「まだ住めるから大丈夫」と
判断しがちです。
でも、「住める」と「安全に住める」は
全く別の話です。
昭和56年(1981年)以前に建てられた家は、
現在の耐震基準を満たしていない
可能性が高い。
これを旧耐震基準と呼びますが、
阪神淡路大震災での倒壊住宅のほとんどが
この基準の建物でした。
南海トラフ地震の発生確率は
今後30年以内に70〜80%。
「住める状態」という判断の背後に、
これだけのリスクが潜んでいます。
断熱・耐震・バリアフリー——
この3点を確認せずに
「とりあえず住む」を選ぶことが、
家族の命と健康を
静かに脅かしているかもしれません。

「建て替えるべきか」の判断基準を持つ
「実家をどうするか」という問いは、
感情だけで答えを出すには
あまりにも大きい問いです。
私が30年間、
住まいと健康の関係を見てきた中で、
「建て替えを真剣に考えるべき」と
お伝えするのは、こんな場合です。
築40年以上で、
旧耐震基準の建物である。
断熱材がほぼ入っておらず、
冬に廊下が著しく寒い。
バリアフリーに対応しておらず、
70代・80代が安心して動けない。
これら3つのいずれかに当てはまるなら、
リフォームで手を入れても
費用に見合う効果が出にくい場合が
ほとんどです。
部分的な改修を重ねていくより、
ゼロから高性能住宅に建て替える方が、
長い目で見た「見えないコスト」——
光熱費・医療費・ 日々の体のパフォーマンスロス——
を大きく削減できることが多いのです。
相続は「資産の問題」でなく「健康の問題」だ
「実家を相続する」というと、
不動産の価値や税金の話として
受け取られることが多い。
でも、私が一番伝えたいのは、
そこじゃないんです。
その家に、これから誰かが住むのなら——
その人の睡眠の質が、 集中力が、
体の回復力が、 毎日の気力が、
住まいの性能によって 左右されます。
光熱費は毎月かかり続ける。
医療費は体の状態に連動して増える。
体調不良のロス時間は、
仕事と人生の質を静かに蝕む。
これらの「見えないコスト」が、
設計と性能でラクに整う家に建て替えることで
30年・50年にわたって
大きく変わっていくのです。
相続した家をどうするかという判断は、
家族の健康への投資の判断です。
だから、早いうちに
正直に向き合ってほしいのです。

まとめ|昭和への感謝と、令和への決断
昭和38年の木材自由化から始まった住宅建築ブーム、
それから65年が経とうとしています。
昭和の家は、
当時の精一杯でつくられた 家族の夢でした。
その家への感謝と敬意は、
忘れるべきではないと思います。
でも—— 感謝と判断は、
分けて考えてほしいのです。
高断熱・高気密という概念がなかった時代の家。
ヒートショックの知識が届いていなかった時代の家。
耐震基準が現代の水準に達していなかった時代の家。
それを「昭和の日」の前日である今日、
もう一度、客観的な目で見てほしいのです。
「住める状態か・建て替えるべきか」——
その判断が、
これから家族が暮らす30年・50年の
睡眠の質・集中力・回復力・ 光熱費・医療費・命そのものを
守ることに直結しています。
昭和の親たちが「家族のために建てた家」を、
令和の家族の健康のために「刷新する」——
それが、次の世代への 最大の贈り物だと、
私は信じています。

「実家を相続したけれど、
どうすればいいかわからない」
「建て替えを考えているが、
まず何から始めたらいいか相談したい」——
そう思い始めたあなた、
一人で抱え込まないでください。
30年の経験を持つ住まいる先生が、
あなたの状況を丁寧に聞いた上で、
正直なお話をさせていただきます。
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それでは、また明日(‘ー‘)/~~
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