2025年問題が、「実家の家」を揺さぶっている

今日4月25日は「国連記念日」です。

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる先生こと岩田邦裕です☘

1945年にサンフランシスコで
国連憲章が署名されたことを
記念するこの日は、
「世界の平和と秩序を守る仕組み」が
生まれた日として知られています。

国際社会が「新しい秩序をつくろう」と
動き出した日—— そう聞いて、
私はふと思いました。

日本の住まいも今、
「新しい秩序」を迫られているのでは、と。

ご存じの方も多いと思いますが、
2025年はひとつの節目の年です。

いわゆる「2025年問題」。

団塊世代、つまり1947年から
1949年ごろに 生まれた方々が、
全員75歳以上の後期高齢者になる年です。

この世代が家族を持ち、
家を建てたのはいつだったか——
そう考えると、話が住まいに
つながってきます。

昭和40年代から50年代、
つまり1965年から1980年ごろに
日本全国で大量に家が建てられました。

高度経済成長の波に乗り、
「一国一城の主」という夢を
多くの家族が実現した時代です。

あの頃の活気を、
私も子どもとして肌で感じた世代です。

建築の仕事を始めてからも、
「昭和の家には昭和の熱量がある」と
感じることが何度もありました。

でも—— その家が今、
築40年から60年を迎えています。

親の代が住み続けているか、
もうすでに空き家になっているか。

あるいは子どもの世代が
「とりあえず」受け継いで
暮らしているか。

そのどれかに、
あなたの家族も当てはまるかもしれません。

「昭和の家が、令和の家族に
合わなくなる日が来ている」
——今日は、その話をしたいと思います。


昭和の家が抱える「3つのリスク」

断熱のない家は、体に静かなダメージを与え続ける

昭和40〜50年代に建てられた家の多くは、
断熱材がほとんど入っていません。

当時は「断熱」という概念が
一般的ではなかった時代です。
「寒ければ厚着すればいい」
「冬はこたつで乗り切れる」——
それが当たり前の暮らし方でした。

でも、冷静に考えてみてください。

冬の朝、リビングと廊下の温度差が
10度以上ある家に住み続けることの 影響を。

温度差は、血圧の急激な変動を引き起こし、
心臓や血管に大きな負担をかけます。

これが「ヒートショック」のメカニズムです。

日本では年間1万7000人以上が
ヒートショック関連で命を落とす——
交通事故死者数を大きく上回る数字です😔

睡眠の質も下がります。

集中力も低下します。

慢性的な疲労が積み重なっていく。

「なんとなく体がだるい」という感覚が、
実は住まいの断熱性能と
深く結びついているのです。

昭和の家に住み続けることは、
毎日少しずつ、
体のパフォーマンスを
削り取っているようなものです。

耐震性能は「あの頃の基準」で止まっている

もうひとつ、見逃せないのが
耐震性能です。

日本の耐震基準が大きく変わったのは
1981年(昭和56年)です。

それ以前に建てられた家の多くは、
現在の基準から見ると
「耐震性能が不十分」に当たります。

1995年の阪神淡路大震災で
倒壊した住宅の多くが、
旧耐震基準の建物でした。

この事実は、統計的にも
繰り返し確認されています。

「うちは長年地震が来ていないから大丈夫」
——そう思いたい気持ちはわかります。

私も正直、同じ感覚を持ったことがあります。

でも、地震は「来るか来ないか」ではなく、
「いつ来るか」の問題です。

南海トラフ地震の発生確率は、
今後30年以内に70〜80%と言われています。

昭和の家に住み続けるリスクを、
「確率」として考える必要があります。

バリアフリーでない家は、老いた体に牙をむく

三つ目は、バリアフリーの問題です。

昭和の家は、廊下が狭く、
段差が多く、
トイレや浴室も小さいことが多い。

若いうちは気にならなかった段差が、
70代・80代になったとき、
転倒と骨折の原因になります。

日本では、転倒・骨折が
「介護が必要になるきっかけ」の
上位に常にランクインしています。

「家の構造が介護を生む」——
これは比喩ではなく、
現実のデータが示していることです🚨

親世代が高齢になってから
あわてて手すりをつける。

それも大切ですが、
家全体の動線が
バリアフリーに設計されていなければ、
部分的な改修では 限界があります。


「守る」のではなく「刷新する」という選択

昭和の家への愛着が、判断の邪魔をする

「でも、思い出のある家だから」——
建て替えの相談をすると、
必ずといっていいほど この言葉が出てきます。

気持ちはとてもよくわかります。

その家で育った記憶、
家族が笑っていた食卓、
季節ごとの懐かしいにおい。

住まいには、数字では表せない
感情の重さがあります。

でも、住まいづくりに30年携わってきた
私の正直な気持ちを言うと——
「愛着」と「判断」は、
分けて考えてほしいのです。

古い家をそのまま維持することは、
「守る」ことではなく、
「リスクをそのままにしておく」
ことになっている場合があります。

断熱も耐震もバリアフリーも、
部分的に手を入れるだけでは
費用に見合う効果が出にくい。

それなら、家族の健康と安全を根本から守る
「刷新」という選択が、 本当の意味での
「家族への愛」だと、私は思っています。

建て替えは「終わり」ではなく「はじまり」

建て替えというと、
なんとなく「大変なこと」というイメージが
先に立つかもしれません。

でも、こう考えてみてください。

高断熱・高気密の家に建て替えれば、
光熱費は現在の3分の1以下になります。

30年で計算すると、
その差は数百万円規模になります。

睡眠の質が上がり、
集中力と回復力が戻り、
ヒートショックのリスクが下がる。

医療費・光熱費・日々のパフォーマンスという
「見えないコスト」が、
設計と性能でラクに整う家に変わることで
大きく下がっていきます。

昭和の家が教えてくれた
「家は家族を守る」という本質は、
令和の高性能住宅の中に 引き継がれています。

守るべきは、記憶ではなく、
そこで暮らし続ける家族の 健康と未来です🏠


まとめ|「刷新」は、家族への最大のプレゼントだ

2025年、団塊世代が全員 後期高齢者になりました。

昭和40〜50年代に建てられた家が、
断熱・耐震・バリアフリーの面で
「令和の基準」に対応できていない——
この現実は、統計も建築の現場も
同じことを語っています。

「実家をどうするか」という問いは、
相続や資産の話だけではありません。

そこに暮らす人、
あるいはこれから暮らす人の
健康寿命・パフォーマンス・毎日の安心に
直結する問いです。

「守る」ために「刷新する」。

その選択が、家族の健康資産を
次の50年にわたって守り続けます。

昭和の家への感謝を胸に、
令和の家族のための住まいを
ゼロから設計し直す——
それは、愛する家族への
最大のプレゼントになると、
私は信じています。


「うちの実家、建て替えたほうがいいのかな」
「親の家をどう引き継ぐか、
誰かに話を聞いてほしい」——
そう思い始めたあなた、
ひとりで抱え込まないでください。

30年の経験を持つ私たちが、
あなたの状況に合わせた
正直なお話をさせていただきます。

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それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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