庭に、人生を取り戻された日のこと
清明の朝、一本の電話
今日4月4日は、
二十四節気のひとつ「清明(せいめい)」です。
こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる先生こと岩田邦裕です☘

「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を
略した言葉で、
すべてのものが清らかで明るく輝く、
という意味があります。
春の陽気が満ちて、草木も虫も鳥も、
いっせいに動き出す。そんな季節の節目です🌿
数年前の清明のころ、
60代の男性からご相談をいただきました。
「岩田さん、庭の手入れが辛くなってきました。
でも、手放すのも…なんか寂しくて」
電話口の声は、どこか申し訳なさそうでした。
定年退職を機に家を建て替えたその方は、
念願の広い庭を手に入れた。
最初の数年は、
毎週末の草むしりや剪定(せんてい)が楽しかった。
でも60代も後半に差しかかると、
膝が痛くなり、腰が重くなり。
「気がつけば、
庭が"やらなければならないこと"に変わっていたんです」
その言葉が、ずっと頭に残っています。
庭は「楽しみ」のはずだった

思えば私も、若い頃は草花が好きで、
事務所の前に小さな花壇を作ったことがあります。
春になると張り切って土を耕すのですが、
夏の草の勢いに追いつけず、気づけば荒れ放題。
「見るたびに罪悪感が湧いてくる」という経験、
あなたにも心当たりはありませんか。
庭は本来、癒やしの場所のはずです。
なのに、いつの間にか「負担の場所」に変わっていく。
これは、意志の問題ではありません。
手入れが「負担」に変わるとき
体力と庭のズレが生まれる理由
50代、60代になると、
体力の変化はゆっくり、
でも確実にやってきます。

30代の感覚のまま
庭の広さや設計を選んでしまうと、
10年後には「こんなはずじゃなかった」と
いうことになりやすい。
週末のたびに草むしりに追われ、
連休は剪定で終わる。
気づけば旅行にも行けず、
友人との約束もキャンセルしてしまう。
庭に人生を奪われている、
と言っても大げさではないかもしれません😓
また、見過ごしがちなのが、
「見えないコスト」の問題です。
腰や膝を痛めて整形外科に通えば、
医療費がかさみます。
週末の疲労が月曜日まで残れば、
仕事のパフォーマンスも落ちます。
手入れできない庭が
「家の顔」として人目につけば、
資産価値にも影響が出てきます。
庭の問題は、庭だけの問題ではないのです。
時間という「最後の資産」
50代60代の方に、
私がよくお伝えすることがあります。
「この世代にとって、
時間はいちばん希少な資産です」

お金は取り戻せるかもしれない。
でも、時間は二度と戻らない。
手入れに追われる庭は、
あなたの週末を、体力を、
そして「やりたいこと」を
じわじわと奪っていきます🕰️
「手放す」ではなく「整える」という発想
庭を設計し直すという選択
では、どうすればいいのでしょう。
答えは、「庭をなくす」ことではありません。
「手入れしなくても美しい庭」に
設計し直すことです。
グランドカバー(地表を覆う低い植物)を
活用すれば、草が生えにくくなります。
砂利や自然石を組み合わせれば、
水はけよく、見た目も整います。
樹木は、成長が遅く剪定の少ない種類を選ぶ。
これらは「ローメンテナンスガーデン」と
呼ばれる考え方で、欧米では
50代以上の住まいに広く取り入れられています。
建て替えで「将来の自分」に贈る庭

家を建て替えるタイミングは、
庭を見直す絶好の機会です。
今の体力ではなく、
10年後、20年後の自分をイメージして設計する。
「週末に2時間庭に出るのが楽しみ」という
暮らしを、無理なく続けられる規模と設計にする。
それが、住まいを長く愛せる秘訣だと、
30年この仕事をしてきて実感しています。
庭は「管理するもの」ではなく、
「ともに暮らすもの」でありたいですよね✨
まとめ
清明の今日、もう一度聞かせてください。
あなたの庭は、
あなたの時間を守ってくれていますか。
それとも、奪っていますか。
50代60代の住まいに求められるのは、
「美しさ」と「持続できること」のバランスです。
手入れが追いつかなくなる前に、
庭の設計を見直すことは、
暮らしの質を守ることと同じです。
医療費・体力・時間——
この三つの「見えないコスト」を
減らせる庭づくりが、
これからの住まいには必要です。
庭は、あなたの人生を
豊かにするためにあります。
管理に疲れるためではありません。
清明の澄んだ空気の中で、
ぜひ一度、庭との関係を考えてみてください。

今の庭の使い方、将来の暮らし方。
漠然と不安を感じているなら、
まずは話してみましょう。
一緒に、あなたに合った住まいの形を考えます。
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それでは、また明日(‘ー‘)/~~
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