月刊ファミリー2025年3月15日号掲載

窓を開けたくなくても、健康のためには換気を

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3月も半ばになり、桜の開花の便りが待ち遠しい気候になってきました。
ただ、花粉症の人にとっては、ゆううつ季節なのだと思います。

花粉は、雨上がりの翌日や、晴れて気温の高い日が続いたあと、空気が乾燥して風が強い日などは飛散量が増えます。
時間帯では、深夜から翌朝までは少なく、昼間は多いので、花粉症の人は、この季節は、窓を開けたくないという人も多いようです。
しかし、健康に暮らすためには、部屋に新鮮な空気を取り込むことはとても大切です。

窓を開ける幅を少なくして、カーテン越しに換気すると、全開で換気した時より、室内への花粉の侵入量を、約4分の1にまで減らすことができます。

窓を開けて行う換気では、それ以上は花粉の量を減らすことは難しいです。
室内に入ってしまった花粉は、床に落ちます。
落ちた花粉は、家族が動くたびに舞い上がるので、朝一番に拭き掃除すると効率良く除去できます。
ウェットシートなどを活用すれば、以前の雑巾がけよりは、負担が少ないと思います。

花粉症の辛さを考えると、

ご家族に花粉症がおられのなら、花粉フィルター付きの換気システムで部屋に花粉が入ってこない環境で暮らしていただきたいなと個人的には思っています。

住まいる先生 岩田邦裕
kunihiro@iwaihousing.com
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