注文住宅を建てる際に、ビルトインガレージを希望される方もいます。
ビルトインガレージを作る際には、どのような点に注意すればいいのでしょうか。
ここでは、ビルトインガレージの失敗例とともに失敗しないためのポイントを見ていきましょう。

ビルトインガレージ 2017年いわい一級建築士事務所

□ビルトインガレージでよくある失敗例

実際に、どんな失敗例があるのか見てみましょう。

*住宅総面積の5分の1を超えてしまう

車が好きだからといって、ビルトインガレージを広めにとってしまうと、固定資産税が高くなることがあります。固定資産税は、ビルトインガレージの面積が、住宅総面積の5分の1以上になると、高くなるので注意しましょう。

*エンジンやガレージの開閉音が響く

ビルトインガレージは、家の中にガレージがある構造のため、エンジン音やガレージの開閉音が案外居住空間に響きます。特に深夜や早朝など、家族が寝ている時間に車を出そうとすると、家族全員が目を覚ます可能性があります。特に寝室がガレージに近いと、安眠できないこともあるので間取りに注意が必要です。

*コストがかかる

ビルトインガレージは、屋外に作るガレージに比べるとコストがかかります。建築費用に余裕があればいいのですが、予算ぎりぎりでビルドインガレージを採用すると、建物のほかの部分にこだわる余裕がなくなる可能性があります。

□ビルトインガレージで失敗しないためのポイント

ビルトインガレージは、屋外のガレージと違って屋内に取り込まれている構造なので、新築時に一度作ってしまうとなかなか作り直しができません。ビルトインガレージで失敗しないためには、以下の点に注意しましょう。

*ビルトインガレージの大きさや居住空間とのバランス

ビルトインガレージを作ると、その分だけ家の1階部分の面積が少なくなります。その分居住スペースが狭くなりますが、かといってガレージの面積を削ると、車の出し入れや乗り降りが窮屈になってしまいます。ビルトインガレージを作るなら、工事に着手する前に、居住部分とガレージの比率を、しっかり検討するようにしましょう。

また、ビルドインガレージが広すぎると、1階の空洞部分が多くなり建物全体のバランスが悪くなります。耐震性の面でも不安要素が増えることになるので、安全面も考慮してバランスを決める必要があります。

*予算を考えてのデザイン設計

先述したように、建物の中にインナーガレージのような大きな空間を設けると、そこが耐震的な弱点になってしまいます。なので、耐震性を補強した設計にする必要があります。その補強コスト分は高くなります。また、ビルドインガレージをおしゃれな空間にするために内装にこだわると、その分も費用がかかってきます。ビルドインガレージへのこだわりが、家づくり全体の中でどれくらいの優先順位にあるのかを考え、優先順位に見合った予算を割くようにしましょう。

*シャッターの選び方

ビルトインガレージは、シャッターで完全の閉じることができる構造になっています。
シャッターは、雨風から車体を守る役割や、防犯の役割を担っています。そんな便利なシャッターですが、車の出し入れの際の開け閉めがストレスにならないものを選ぶようにしましょう。

シャッターの開閉音がうるさくて近所から苦情がくると、シャッターを閉めるのが億劫になってしまいます。また、シャッターには手動式と自動式がありますが、手動式にしたらいちいち車から降りて開け閉めしなければならないのでストレスかもしれません。一方、自動式にしたら開閉に時間がかかるといった問題もあります。どれくらいの頻度でシャッターの開け閉めを行うのかも踏まえて、家族のストレスを最小限に抑えられるシャッターを選びましょう。

□まとめ

今回は、新築をお考えの方に向けて、ビルドインガレージについて紹介しました。
ビルドインガレージで失敗しないためにも、施工実績が豊富な建築会社に相談することをおすすめします。
居住空間とつながっているビルドインガレージだからこそ、ストレスなく快適な暮らせるためにもご紹介したポイントに気をつけてみてください。

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