今日は「図書館記念日」。知の資産を守る場所から、実家を考えた
今日4月30日は「図書館記念日」です。
こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる先生こと岩田邦裕です☘

1950年のこの日、
「図書館法」が公布されました。
知識を広く国民に届け、
次の世代へ受け継いでいくための
大切な法律です。
図書館というのは、
単に本を貸してくれる場所ではありません。
人類が積み上げてきた
「知の資産」を守り、
次の世代へ橋渡しする——
そういう役割を担っています。
学生の頃、
よく図書館に通っていました。
大学院で建築の研究をしていた当時、
専門書を読み漁っていたあの場所。
受付のカウンターには、
いつも同じ司書さんがいて、
必要な資料の場所を 的確に教えてくれた。
「この空間には、守られているものがある」 と、
なんとなく感じていました。
知の資産が、整理されて、
大切に保管されている。
利用する人のことを考えて、
環境が整えられている。
その記憶が今日、
ある問いとして頭に浮かんできました。
「実家も、本来は守られ、
次の世代へ引き継がれるべき
資産のはずではないか」と。
長いGW休暇に入って
実家に帰省している方もおられると思います。
帰省って、
感情が揺れる体験ですよね。
懐かしい匂い、
親の顔を見る安心感、
昔と変わらない台所——
そういう感情の再会の場として、
多くの人が帰省を捉えています。
でも今日だけは、
もう一つの目を持ってほしいのです。
「経営者が資産を見るときの目」で、
親の実家を眺めてみてほしい。

「感情で見る実家」と「資産として見る実家」は別物だ
先送りにするコストは、思った以上に大きい
図書館が大切な本を
「とりあえず置いておく」ではなく、
きちんと分類・保管・修繕して
維持管理するように——
実家という資産にも、
本来「管理の視点」が必要です。
でも現実はどうでしょうか。
「親が元気なうちは大丈夫」
「まだ住んでいるから問題ない」
「相続が発生してから考えよう」——
こうやって判断を先送りにするたびに、
見えないコストが積み上がっていきます😔
築40年・50年の実家が
今どんな状態にあるかを、
一度、冷静に確認してほしいのです。
たとえば断熱性能。
昭和40〜50年代に建てられた家の多くには、
断熱材がほとんど入っていません。
冬の朝、リビングと廊下の温度差が
10度以上になる家が
今も日本中に存在しています。
その温度差が、
高齢の親の命を脅かす
「ヒートショック」のリスクを
毎年高め続けています。
日本では年間1万7000人以上が
ヒートショック関連で命を落とす——
交通事故死者数の4倍近い数字です。
「まだ大丈夫」という判断が、
家族の命に直結している現実を、
数字として受け取ってほしいのです。
相続した家を「そのまま」は、実は一番コストが高い
「相続したらどうするか」という問いを、
多くの方は不動産の話として受け取ります。

売るか、貸すか、住むか——
その判断の前に、
まず知っておいてほしいことがあります。
「そのまま住む」という選択が、
長い目で見ると
最もコストが高くなるケースが多い
ということです。
断熱・耐震・バリアフリーに
対応していない築古の家に住み続けると、
光熱費は高いまま維持されます。
慶應義塾大学の研究では、
高断熱住宅に住む人は
そうでない人より医療費が
年間12万円以上少ないという
データが報告されています。
光熱費と医療費——
この2つの「見えないコスト」が、
毎年毎年、じわじわと積み上がり続けます。
30年・50年という単位で計算すると、
その差は数百万円規模になります。
「空き家にしておくだけ」にも、
固定資産税・管理費・劣化による
修繕費がかかり続けます。
「先送り」という選択に、
コストがゼロの場合は ないのです。
今、GWの帰省中にできる「資産点検」がある
親の家を"経営者の目"で見る3つのポイント
帰省中に感情的な再会を楽しむことは、
もちろん大切なことです。
それを否定したいわけでは
まったくありません。
でも、せっかく家の中を
見ることができるこのタイミングに、
3つのことだけ
意識して確認してほしいのです。
ひとつ目は、「冬の寒さ」の痕跡です。
廊下や洗面所・脱衣所が、今の季節でも
なんとなく冷えていると感じるなら、
断熱性能に問題がある可能性があります。
ふたつ目は、「家の年齢」です。
1981年(昭和56年)以前に建てられた家は、
現在の耐震基準を満たしていない
可能性が高い。
「旧耐震基準」の建物は、
南海トラフ地震が懸念される
この地域では特に
見逃せないリスクです。
みっつ目は、「バリアフリーの状況」です。
廊下の幅・段差・手すりの有無——
70代・80代の親が
今と同じように
安全に動けるかどうかを
確認してほしいのです。
これらを感じた・確認したなら、
次の一歩は「専門家に相談する」こと。
「気になったこと」を先送りにせず、
GWが明けたら動いてほしいのです🏠

判断を先送りにするのが「一番やさしい」は幻想だ
「今さら親に相続の話をするのは、
なんとなく気が引ける」——
そういう方の気持ち、
よくわかります。
でも、私が30年間この仕事をしてきて
繰り返し感じてきたことがあります。
判断を先送りにすることが、
「やさしさ」のように見えても、
実際には家族全員の 選択肢を
狭めていることが多い
ということです。
親が元気なうちに話し合えば、
本人の意向を聞きながら
最善の選択ができます。
建て替えか、リフォームか、
売却か、賃貸活用か——
時間があれば、
いくつもの選択肢を 丁寧に比較できます。
でも、
相続が発生してから 慌てて動き出すと、
選択肢は一気に狭まります。
感情と税務と不動産が
同時にのしかかってくる状況では、
冷静な判断はできません。
「今動くこと」が、
家族への本当のやさしさです。

まとめ|図書館が資産を守るように、実家の資産を守ってほしい
図書館は、知の資産を整理し、
守り、次の世代へ引き継ぐ場所です。
実家も、本来は同じはずです。
家族が積み上げてきた資産を
しっかり守り、
次の世代へ橋渡しする——
その視点を持てるかどうかが、
これからの30代~60代に 問われています。
GWの帰省は、
感情の再会の場であると同時に、
「資産を点検する最良のタイミング」でもあります。
判断を先送りにするコストは、
光熱費・医療費・維持費・
親の健康リスク・自分の選択肢という形で、
静かに積み上がり続けています。
「今のうちに動く」ことが、
家族全員の健康と資産を
30年・50年にわたって守ることになる——
そう確信しています。
GWに、
ぜひ最初の一歩を踏み出してください。

「実家をどうするか、
まず誰かに話を聞いてほしい」
「相続した土地や家の活用を
考えたいけど、何から始めれば」——
そう感じているなら、
一人で抱え込まないでください。
30年の経験を持つ住まいる先生が、
あなたの状況に合わせた
正直なお話をさせていただきます。
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