こころとからだが喜ぶ暮らしを❤

一宮市の設計工務店 三代目 一級建築士

住まいる設計士 いわくにです🎵

 

 

皆さんは、

どんなところにお住まいですか?

 

賃貸ですか?持家ですか?

 

ホームレスでない限り

どこかに住まわれてますよね!

 

ということは、

生活費の中に住居費用

発生しているわけです。

 

多くの方は、損はしたくないので、

生涯にわたって必要な住居費は、

どの形が得なのかとお考えかと

思います。

 

住居費にたいしての

考え方が変わるお話です!

 

 

何日か前の日経新聞の

きょうの言葉は「住宅診断」

でした。

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住宅診断のことを

ホームインスペクション

と言ったりします。

 

中古住宅の売買のために

建築の知識を持った人間が、

購入検討者に代わって、

第3者の立場で

劣化状況や欠陥の有無

改修すべき個所を

見極めアドバイスを行うものです。

 

現在、政府は、

この建築診断の普及に

力を入れています。

 

なぜ力を入れているかというと

中古住宅流通

諸外国に比べて、中古住宅を

活用できていないからです。

 

わたし個人的には、新築住宅が

いっぱい建ってくれた方が

仕事が増えるのでよいのですが

(^o^;...

 

中古住宅の活用ができていないのの

何が問題かというと

日本は住宅の平均寿命が短いのです。

 

それは、資源を無題使いしている

ことになります。

住宅寿命

 

日本人が豊かになれないのは、

住居費の支出が大きいからです。

 

欧米では、一軒の家を

3代で使うのが普通です。

 

初代が、家を建て、

2代目が、別荘を建て、

3代目が、クルーザーを買う。

そして、4代目が家を!

 

日本政府も、こうしないと

日本人が豊かになっていかないって

気づいて、その方向の舵をきりました。

 

ということで、今までは、

20年で価値がなくなると言われた

住宅が、メンテナンスさえしてあれば、

価値が認められる時代になります。

 

そのための住宅診断なのです。

 

ホームインスペクター(住宅診断士)

の資格は、不動産業界主導で

民間資格として始まったため、

問題もあったのですが、今年から

建築士だけが取得できる

建築士インスペクター資格も

できるなど、整備されてきています。

 

うちの会社も

建築士インスペクターが

在籍していますけどね(^o^)

 

昭和40年代から始まった

使い捨て住宅の時代は、終焉を

迎えようとしています。

 

100年間暮らすことのできる

住宅をつくる時代の幕開けです。

 

丁寧につくられ、

大切に使われた住宅が、

正当に評価されるのであれば、

その方が

結果的にお得なのです。

 

光熱費がかかって、

30年でゴミになる1800万円の家と

光熱費がかからなくて、

100年持つ3000万円の家と、

どちらが、お得なのかって話です。

 

暑さ寒さに耐えながら

冷暖房費を多く支出して、

住宅ローンを払い終わった頃には、

資産価値のない住宅では、

家族が幸せになれないことを

日本人も気づき始めたのです(^-^)

 

 

それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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