こころとからだが喜ぶ暮らしを❤

岐阜街道の材木屋 三代目 一級建築士

住まいる設計士 いわくにです🎵

 

台風が11年ぶりに関東に上陸した

ということで、東京は、

大変なことになっているようですね!

 

この辺りは、多少、風が強いようですが、

この程度でしたら、

特に被害もなさそうなので一安心です!

 

もう少し、雨が降ってくれる

よかったのですが(^-^)

 

 

我が家にかかっている日めくりに

目に留まりました。

 

104歳の現役医師

日野原重明先生の

「1日いちにち生き方上手」です。

家族とは育むもの

 

家族とは、

「ある」ものではなく、

「育む」ものです。

 

この言葉に皆さん、それぞれ

考えさせられるものがあるのかと!

 

わたしも

より良き人生に家族を育むのは、

大切なことだと思っています。

 

あなたが、

家族を育むことが大切だと思われて、

ご自身の気持ち

ありようだけで

実践できるものでしょうか?

 

当社の無料相談会

はじめて来られたお客様

アパートで狭いながらも

家族が片寄せあって、良い関係を

築けているので、家を建てても

この関係を維持したい。

と言われました。

 

大学の哲学科卒の方なのですが、

まさに家族を育む

意識されていました

 

昔のホームドラマを思い出して

いただくとわかるのですが、

昔の日本は、「間」の文化でした。

 

ひとつの空間に

ちゃぶ台を置いて、食事をとり、

ちゃぶ台を片付けて、布団を敷いて

そこで家族がそろって、

寝るというのが、間の文化でした

 

ここには、日本人の「個」の

とらえ方の変化も

影響しているのですが、

それはまたの機会に!

 

間の文化であった日本が、

経済成長と共に、

室(しつらえ)の文化に変り、

目的に合わせた室と

それぞれの個室を所有する形に

変って行きました。

 

それによって、

家族のコミュニケーションが、

希薄になり、

それまでになかった心の問題が

出てきました。

 

事件が起きた家には、

「間取り」に問題があることが、

指摘されています。

 

社会的に問題となった事件の

舞台となった間取りを見ますと

家族を崩壊させる家であった

ことが分かります。

 

行き過ぎた「室」文化により、

コミュニケーションが、

崩壊する家族が増えた反省から、

間取りの見直しが図られています。

 

分譲住宅の間取り図を見ますと

まだまだ、

コミュニケーション的な問題がある

間取りが多いです。

 

住宅を取得しようと思われる方の

多くが、ご家族の幸せを願って

だと思います。

 

家族関係を育めない家では、

取得する意味はありません。

 

これからの時代は、

コミュニケーションという視点から

住まいを考える時代です。

 

家族の気配を適度に感じて、

暮らす住まいが望まれています。

 

一人でいるときの個を尊重する時間、

夫婦が、二人で過ごすときの時間、

子供たちと共に家族で過ごす時間、

その時間の組み合わせで

人の心は、育まれ

家族も育まれていきます。

 

そんな家族が育まれる住まいで

あってほしいと願っています。

 

家族を育む心を持った人は、

いつまでも活躍していく人

なのでしょうね(^-^)

 

それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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