一宮はまだ「省エネ住宅」
の段階ではないのか?

前回は、住宅取得で減税処置がされる話でした。
高性能な住宅をつくると優遇される話でした。
今回も補助金のお話から始めます。

エネルギーを使わないで生活するゼロ・エネルギー住宅の普及を支援する最大165万円と最大350万円の公募が始まっています。
新築とリフォームが対象です。
断熱性と耐震性を一定水準まで高める長期優良リフォームの最大200万円の募集も始まります。
日本の世帯あたりのエネルギー消費量は、先進国に比べてとても少ないですが、これは、日本人が我慢強く暖房費をかけないのが理由です。
冬場になると循環器疾患で亡くなる人が増加することを考えるとあまり良いことだとは思えません。

英国保健省の指針によると12度以下になる住宅は、心疾患のリスクが高いとされています。
一宮で脱衣場やトイレがこれ以下になる家なんて普通にありますよね。
東海地方の循環器疾病死亡率は、四国に次いで高いです。
これは、寒冷地の住宅断熱性能が改善されたことによるもので、私たちは取り残されているのかも。

補助金をうまく活用して、省エネ住宅を手に入れる好機かもしれません。