ご家族の健康のためには、熱くならない住まいを。

前回は、理想の住まいを体感していただく話でした。
今回は、熱い住まいの問題についてです。

現在、皆さんが暮らされている家の住み心地は、どのレベルなのでしょうか?

住まいの満足度調査を見ますと不満の代表的なものの一つに夏の暑さがあります。
残暑の厳しいこの季節、これを読まれている皆様のお宅は、いかがですか?

暑くなったら冷房をつければ良いとお考えかもしれませんが、冷房病も社会問題になっています。

この季節、太陽熱で屋根や外壁が熱くなり、断熱材を通り抜けた熱が、室内に輻射熱として放出されます。
遠赤外線ヒーターのようになった天井や壁から出る輻射熱は、体を芯から温めようとします。
この状態で冷房をつけて体表面を冷やすと体の芯は温められ、体表面は冷やされるので自律神経が混乱してしまいます。
これが冷房病の原因です。

成長過程の子供がこの環境に長くいると汗腺の発達障害をおこすおそれがあるのでとくに気をつけたほうが良いようです。

ご家族の健康を考えると冷房に頼らない、熱くならない住まいづくりが求められています。

いわい一級建築士事務所
代表取締役 岩田邦裕
kunihiro@iwaihousing.com
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