こころとからだが喜ぶ暮らしを❤
住まいる先生 いわくにです🎵

 

昨日は、
既存住宅を

従来からの価値を
感じられない中古住宅から

価値を感じられる
「安心R住宅」にしようと
国土交通省が
取り組みを始めたと書いた。

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現在、
一戸建て木造の既存住宅を
リノベーションする依頼を
受けて取組んでいる。

既存住宅の性能を
現在の基準に引き上げるのは、
とても大切なこと!

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建築に詳しい人は、
お気づきだと思うけど、
土壁の在来木造と呼ばれる住宅。

新耐震設計が
義務つけられた
昭和56年以降の昭和の住宅

見るからに立派な建物!

 

年に何件か、土壁の家の
断熱リノベーション依頼が
くるようになった。

土壁の場合、
どのように断熱性を確保するか
毎回頭をひねることになる。

 

お客様の中には、
土壁だから暖かいはずなのに
寒いと言われる人がおられる。

昔ながらの土壁は暖かい
と説明される工務店もあるから
困ってしまう。

 

土壁がない
壁の中が空洞の建物に比べれば、
暖かいのかもしれないが(^.^;...

土壁の熱伝導率は
0.69w/mK程度

グラスウールの1/10程度!

つまり
7センチ厚の土壁の断熱性は、
7ミリのグラスウールの断熱性と同じ

土壁自体に
断熱性能はないと考えて方が良い。

土壁づくりが
壁の中が空洞の建物に比べて
冬に暖かく感じるのは、
すきま風が少なくなるから。

夏に涼しく感じるのは、
夏の日差しの熱を土壁が蓄えて、
太陽熱が室内に入ってくるのに
時間がかかるから。

これは、
土壁の蓄熱性能で断熱性能ではない。

そして、
蓄熱性の高い建物は、
夏の昼間に熱を蓄えすぎると
夜間に熱が室内に出てきて
部屋が熱くなってしまう。

つまり、
暖まると冷めにくく、
冷えると容易に暖まらない。

 

一棟まるごと
断熱改修する場合には、

土壁住宅の特徴である
蓄熱性能と調湿性能を
活かした断熱改修方法で
施工することも可能になる (^.^)

 

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どの方法を
採用するかが、毎回悩みどころ。

 

それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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