| 木の住まいA |
前回は、木の住まいの良さと木の含水率についてお伝えしました。 今回は含水率と強度の関係です。 木材は乾燥状態に近ければ郷土尾は大きいのですが、 含水率が20%以上になると強度は著しく低下します。 各種の実験データから木材の曲げに対する強度は、 含水率 0%の強度を最大とすると、 含水率10%で6割、20%5割、 30%で3割強でしかありません。 含水率が大きい木材は、 芯に多くの水分を含み、端部では少なくなっています。 このような木材を構造材で使用すると、 強度が低い上、建築後に乾燥するため、 変形やひび割れが発生するという状態に陥ります。 そこで、人工乾燥という技術が開発されています。 人工乾燥は、まず木材を高温で水分飽和状態にしてから (水につけたような状態とお考えください)、 ゆっくり乾燥させて、含水率を20%以下になるようにします。 一度、水分飽和状態にすることにより 心材と端材の含水率に差がなくなり割れや、 反りを防いでいます。 木材の強度という観点から、 構造材には含水率15%以下の乾燥させた木材を 使用することをお勧めします。 |