| 住宅内の化学物質 C 壁仕上げ材編 |
| 先月は壁仕上げ材として近年多く使用されてきた、 壁紙についてお話しました。 今回はそれ以外の 壁仕上げ材についてお話しましょう。 壁紙の代わりに、日本的な塗り壁を採用するのも 質感がなかなかいいものです。 これらには、調湿作用や有害物質の 吸着分解脱臭効果が期待できます。 しかし、このような材料の中には、 成分表示のされていないものや、 接着剤として溶剤を使用するもの、 中には、防カビ剤を含むものまであり、 使用する材料の選定と施工時の注意が 大変重要となってきます。 次に壁を板張りにする場合ですが、 前にもお話したように合板を基材に使ったものは、 ホルムアルデヒドの含有が問題となります。 出来れば避けたい素材ですので、 低ホルマリンの表示があるものを使用するなどの 注意が必要でしょう。 一方、スギやヒノキなどの 製材品(ムク材)の壁材は、 木の呼吸により調湿作用も期待出来る、 風土にあった材料です。 ですから、塗料やワックスなどを塗って 呼吸を妨げない方がよいでしょう。 必要に迫られて、これらを使用する場合には、 有害物質を含まないものを使うようにしてください。 |