エコリフォームで省エネ化を実現(その2)

 先日、神奈川県茅ケ崎市にあるTOTOのユニバーサルデザイン研究所に行ってきました。
住宅エコポイントの対象となった「節水型トイレ」について更に学びましたので、
今号はそのことについて取り上げます。

トイレで水を使うと、電気などのエネルギーが使用されて、CO2が発生します。
水をきれいにして各家庭に運び(上水供給)、汚れた水を処理する(下水処理)施設でもエネルギーは使用されています。
つまり、水の消費量を減らすことでエネルギー使用量と
CO2排出量が抑えられるのです。
1000㍑節水すると590gCO2が削減されます。

便器の洗浄は、節水化されてきています。
20年前の洋便器を最新型に替えると年間52000㍑の節水と約14000円の節約を実現して、31㎏のCO2削減につながります。

日本全体のCO2排出量の5%は、住宅の水まわりから出ています。
私は、住まいの相談を受けた際に経済的で環境に優しい方法を提案するようにしています。

住宅設備は長期間使われる商品です。
毎日みなさんが使うからこそ、エコ商品を選んで欲しいと考えます

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