コロナ渦で気づかれた人は 行動を始められています

いわい一級建築士事務所 住まいる先生 岩田邦裕

住まいる考 No.163
月刊ファミリー2020年5月号

コロナ渦による時代の転換点に私たちは立ち会っているのかもしれません。

外出自粛要請に伴って、会場に集まってのセミナーや会合が消滅しました。
それに代わって急激に増えたのが、ネットを介してのセミナーや会合、会議です。

私が主催していた次世代住宅勉強会もネットにしました。
朝活もネットになりました。
幸いなことに私は以前から新築住宅のお客様との打ち合わせをネットで行っていたのでスムーズに移行できました。

そんな中で話が出るようになったのが、住宅格差の話です。
家の中に仕事スペースがない人も多いです。
カメラに写ってもよい場所がない人も多いです。
ずっと家の中にいる想定をしていない人も多いです。

この状況は、これからも続くと言われており、住環境の大切さに気付かれて、転居やリフォームに動かれている人もおられます。

そんな人たちが気にされるようになったのが、ネット会議に参加できる仕事スペースと健康を維持できる環境です。
新型ウィルスに限らず、室内空気質は、健康にとって大きな問題です。
人が摂取する物質の83%は室内の空気なのです。

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