人生百年時代の住まい①地球環境に配慮する

住まいる考 No.155(月刊ファミリー令和元年 10 月号)

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関東地方を襲った台風で観測史上最高の風速が観測されました。千葉での被害状況に皆さんも驚かれたことでしょう。海水温度が以前よりも高くなり、日本に接近するまで台風が発達するようになったせいです。

人生100年時代を迎え、現在の中学生は、平均寿命が100歳を超えると言われています。100年後の生活を考えた時に最も気になるのは、地球の気候変動のことではないでしょうか?

9月の国連気候行動サミットで16歳の環境活動家がスピーチをして話題になりましたが、少年少女にとっては、大人よりも切実な問題なのです。

住まいも人生100年時代にふさわしい地球環境配慮型に変えていく必要があります。まずは気候変動の原因とされている二酸化炭素を減らす配慮がされた家を増やす必要があります。

二酸化炭素を減らす最も効果的な方法は、省エネルギーで快適に暮らせる家にすることです。

政府は、エネルギーを使わなくても快適に生活できるゼロ・エネルギー・ハウスZEHを普及させようとしています。人生100年時代の家としては、最低でもZEHである必要があります。

住まいる先生 岩田邦裕

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