ゴミ非常事態

今月は、住まいのテーマからちょっと離れて、
ゴミ問題です。

世界中の焼却場の7割が、
日本に集中しているのをご存知ですか。
物を燃やすとダイオキシンが発生しますが、
これでは、日本人の体内のダイオキシン濃度が
高くなるのも仕方ありません。

最近の焼却場は、
ダイオキシンを大気中に放出しない工夫がされていますが、
だからといってゴミを大量に
出してもいいということにはなりません。

一宮市長が、7月に「ゴミ非常事態」を宣言しました。

一宮市の場合、燃やす、砕くなどしたものを
最終処分場に埋めているのですが、
埋める場所には限りがあります。
埋める場所のなくなる日が近づいてきて、
処分場の延命をする必要が出てきました。

一宮市では、530作戦を展開中ですが、
これは、一人一日53グラムのゴミを
減らして欲しいという運動です。
53グラムというと350mlのスチール缶や、
バナナの皮一枚程度です。

皆さん、空き缶は、リサイクルされていると思いますが、
生ゴミも資源として、生かす時代になりますね。
ちなみに、我が家は、
生ゴミを発酵させて堆肥にしています。